【特長】
【Kuhner GasDivider(ガス ディバイダー)】
Kuhner FlowConなどで作製した混合ガスを4本のフラスコへ分配します。
この際、作製された混合ガスは乾燥しており、培地の蒸発を防ぐためにも加湿し、複数のフラスコへ均等に分配する必要があります。
また、幹細胞を培養する際のマルチガスインキュベーターでは、サンプリングなどの際にドアを開けるとガス環境が設定値に戻るのに時間がかかり、N2ガスやCO2ガスを大量に消費します。ガス環境が設定値まで戻るまでの間にフラスコの溶存酸素濃度が上昇してしまい、理想的な条件の維持も難しくなります。
この課題をすべて解決するのがKuhner GasDividerです。
● 混合ガスはガス ディバイダーのウォーターカラムを必ず通過し、その際に加湿されます。
● 接続するフラスコのタイプ、チューブの長さや経路に設置されるフィルターに影響されることなく、ガスを均一に分配します。
● 常時設定どおりの混合ガスがフラスコに供給されるため、インキュベーターのドアの開閉に影響されません。
● ガス ディバイダーは、フラスコと同じインキュベーターに設置しますので、供給されるガスフローの温度はインキュベーターの温度になります。